吉永式記憶学(GTA)を考案した吉永賢一(よしなが・けんいち)さんって、一体どんな人なんでしょうか。調べれば調べるほど、ドラマみたいな人生を歩んでいる方なんですよね。公式に公開されている対談動画・記事の内容も交えて、じっくりまとめてみました。
基本プロフィール
- 1971年4月3日、群馬県前橋市生まれ
- 記憶博士、記憶術の達人、教育家、実業家、投資家、起業支援家
- 講師歴34年以上、累計10,000人以上の指導実績
- 東京大学理科三類(医学部)合格
- メンサ(MENSA)会員
- 記憶力に関するギネス世界記録保持者
- 東京大学医学部家庭教師研究会 代表
- IMC株式会社 代表取締役(投資コンサルティング会社)
肩書きだけ見ても、教育者・実業家・投資家と幅広いですよね。一人の人がここまで多方面で活躍しているのは、なかなか珍しいと思います。
2歳で計算を覚えた幼少期、でも暗記は苦手
吉永さんは2歳のとき、父親から計算の手ほどきを受けたそうです。そのおかげか、算数・理数系は昔から得意だったといいます。ところが、興味の持てない暗記科目はまったくダメ。小学生の頃、トニー・ブザンの記憶術の本を読んで興味を持ったこともあったそうですが、当時は「なんだか邪道な感じがする」と思い、それ以上追求しなかったといいます。理数系はメチャクチャ得意なのに、文系はからっきりダメ。こういうタイプ、時々いますよね。
記憶力に悩んでいた高校時代
今でこそ「記憶博士」なんて呼ばれている吉永さんですが、高校時代は、まったく違う姿だったんですね。群馬県内トップ校の前橋高校(偏差値72)に進学したものの、暗記科目(生物・英語・世界史・日本史・地理)がどうしても頭に入らない。赤点を取ったこともあったといいます。担任の教師から「進学できる大学はない」なんて言われてしまう。これ、けっこうショックですよね。
でも、吉永さんはここで諦めませんでした。「頭が悪いのかもしれない。それなら、記憶力そのものを良くしてやろう」——そう一念発起し、書店にある記憶術の本を片っ端から購入。独学での試行錯誤の末、1年ほどかけてコツをつかんでいったといいます。この執念、すごいと思いませんか。
「イメージができない」という意外な壁
ここ、実は面白いところなんです。記憶術のほとんどは「イメージ」を使って覚えるテクニックなのですが、記憶術を教える先生や著者の多くは、生まれつきイメージを作るのが得意な人たちなんですよね。だから「はい、イメージしてください」と、いとも簡単に言ってしまう。ところが吉永さんは、そもそも頭の中でイメージを作ること自体がうまくできなかったといいます。「イメージしてください」と言われても「え?」となってしまうタイプだったわけです。
だからこそ、吉永さんの最初の課題は「どうすればイメージができるようになるか」でした。そして1年ほどの試行錯誤の末に、イメージが苦手な人でもイメージできるようになる方法を独自に発見します。これが後の「イメージ連結法」という技法につながっていきます。イメージが元々得意な人が作った記憶術ではなく、イメージが苦手だった人が、苦手な人の視点で作り上げた記憶術。ここに、吉永さんの記憶術の説得力があるのかもしれません。
成績最下位から東大理科三類合格へ
そして、驚きの逆転劇が始まります。記憶術を研究した結果、成績は学年最下位付近から、なんと学年トップにまで上昇。駿台予備校の東大模試では偏差値93を記録し、1991年、東京大学理科三類(医学部)に合格しています。赤点だらけだった生徒が、日本最難関の学部に合格する。これはもう、逆転劇としか言いようがないですよね。
センター試験(現・共通テスト)の解答スピードも大幅に向上し、具体的には「代ゼミのセンター模試で数学を5分・英語を8分でそれぞれ満点」「本番のセンター試験では物理を3分で満点、英語は12分で196点」といったエピソードが語られています。宅地建物取引士試験に至っては、5日間の試験勉強だけで合格したとも語られています。
ただし、これらは検証が難しい逸話なので、断定的な事実としてではなく、本人の語りとして受け止めるのが適切だと思います。ネット上でも「本当に可能なのか」と疑問視する声が見られる一方、「共通テストの物理は基礎を理解していれば10数分程度で満点も可能」という意見も見かけます。マークシートの記入時間を含めるかどうかなど解釈の余地がある部分もあり、第三者として真偽を完全に検証することはできません。とはいえ、そういう伝説が生まれるくらい、圧倒的な変化だったということなんでしょうね。
実は一浪していた
ちなみに、吉永さんは東大に一発合格したわけではなく、一浪しています。理由は「東大に受かるための『受験のコツ』を知らなかったから」だそう。大学受験や資格試験には「合格するためのコツ・勉強法」があり、これを知らずに真面目に勉強しても、実は合格しにくいという面があるといいます。この経験があったからこそ、後に「合格のコツ」まで含めて指導する姿勢につながっているのかもしれません。
家庭教師・予備校講師としてのキャリア
合格後は家庭教師の仕事を開始。指導した生徒の東大・早稲田・慶応・医学部などへの合格率が高かったとされていて、特に医学部合格率は90%以上という高い水準だったとされています。すごい数字ですよね。この実績がきっかけとなり、本の出版やテレビ・ラジオへの出演機会も増えていったとのことです。2005年に東京大学医学部医学科を退学し、教育者としての道を選んだとされています。
「医学部を辞めた理由」について
「え、せっかく東大の医学部に入ったのに辞めたの?」と驚く方も多いはずです。私も最初、そう思いました。これについての公式な説明としては、家庭教師・講師業に強いやりがいを見出し、教育者としての道を選んだためとされています。この点についての詳しい真偽を第三者が検証することはできませんが、その後34年以上にわたって教育者としての実績を積み重ねてきた事実は変わりません。医者にならなかったことを惜しむ声もあるかもしれませんが、結果として、記憶術という形で、もっと多くの人に貢献することになったわけですね。
どん底からの再起
順風満帆に見える経歴ですが、実はそうではありません。メディア出演などで多忙を極めていた時期のあと、体調を崩し、離婚や投資の失敗といった困難が次々と重なり、公の活動をほぼ休止していた時期があったと、ご本人がLINE無料セミナーの中で語られています。輝かしい実績だけを見ていると忘れてしまいますが、その裏には、こんなにも大きく崩れた時間があったんですね。お気の毒だと感じる部分もありますが、そこから再び立ち上がったからこそ、今の吉永さんがいるのだと思います。当サイトでは、この時期の詳細な精神状態にまで立ち入ることは控えますが、詳しい内容が気になる方は、ご本人が直接語っている公式のLINE無料セミナーで確認することをおすすめします。
メディア出演・著書
NHK、TBS、テレビ東京、ラジオ日本など大手メディアへの出演のほか、日経ウーマン、プレジデントファミリー、THE21、SPAといった雑誌への掲載実績があります。著書は累計20万部を超え、中国語・韓国語・台湾語版でも出版されているとされています。20万部って、ちょっとした国民的ベストセラー並みの数字ですよね。著書の詳しい一覧は、こちらでまとめています。
メンサ会員・記憶力のギネス世界記録
50歳を過ぎてから、IQ上位2%(IQ130以上)が入会条件となる「メンサ(MENSA)」の会員になっています。ちなみにメンサの入会試験は生涯で3回までしか受けられないという厳しいルールがあるのですが、吉永さんは一発合格。ご本人は「受けたら受かってしまった」と、こともなげに語っているそうです。ちなみにIQ130がどれくらいのレベルかというと、東大生の平均が120、日本人平均が107、アメリカ人平均が97とされているので、東大生の平均をも上回る水準ということになります。
しかも、「1分間で元素記号を思い出す」種目で記憶力のギネス世界記録まで達成! 118個の元素記号がランダムに提示される中、1分間で42個を正しく識別したという記録で、ギネスワールドレコーズ公式サイトに、しっかり記録が掲載されています。この記録への挑戦は、体調を崩し休養していた時期を経て、「まだまだいける」ことを自ら証明するために、あえて50代で挑んだ結果だったと語られています。普通、50代でギネス記録に挑戦しようなんて、なかなか思いつきませんよね。すごい行動力だと思います。なお、この記録は2025年3月26日にアラブ首長国連邦の挑戦者によって更新されていますが、吉永さん自身が記録を達成した事実自体は変わりません。
記憶術は記憶力そのものを鍛えるという研究もある
「記憶術ってしょせん暗記のコツでしょう?」と思われるかもしれませんが、実は記憶術のトレーニングを続けることで、記憶力そのものが向上するという研究報告もあります。脳神経科学の研究誌「Nature Neuroscience」に掲載された研究では、世界記憶力選手権(World Memory Championships)の参加者の脳をMRIで検査したところ、記憶を司る「海馬」が活性化していたことが報告されています。また、米「Smithsonian Magazine」の記事では、1日30分の記憶トレーニングを40日間続けた参加者23人が、リストを記憶する能力が2倍以上になったという実験結果が紹介されています。メンサ会員・ギネス記録という吉永さんの実績も、こうした「記憶術で記憶力そのものが鍛えられる」という考え方と整合的だと言えそうです。
専門家(医師・言語学者)からの評価
医師(脳神経外科医・精神科医)西田誠氏
京都大学大学院で医学博士号を取得し、脳神経外科医として活動したのち、現在は精神科医として活動する西田誠氏は、GTAの記憶術について、記憶力だけでなく集中力・思考力・発想力といった脳の機能全体を底上げするアプローチであると評価しています。医学の専門家からこうしたお墨付きをもらえるのは、心強いですよね。
言語学専門家 溝江辰英氏
14ヶ国語を操る言語学専門家の溝江辰英氏は、GTAの三種の神器と、自身が提唱する語学習得理論「ワード(音)・ピクチャー(イメージ)・エモーション(感情)」が一致していると評価しています。14ヶ国語って、想像もつかないですよね。そんな言語のプロが太鼓判を押しているという事実には、素直に驚いてしまいます。
「宗教」に関する検索について
「吉永賢一 宗教」という検索も見られますが、これは坐禅・禅に関心を持たれた経験に由来するものと考えられます。特定の宗教団体への所属や勧誘活動を示すものではありません。詳しくはこちらで解説しています。
吉永式記憶学(GTA)の考案
34年以上の指導経験と、天才と呼ばれる人達に共通する思考プロセスの分析を踏まえ、記憶術による能力向上を体系化。2023年に「吉永式記憶術(YGC)」として発表し、97%の受講生が効果を実感したとされる一方、一部にはわかりにくさを感じたという声もあったことから、より多くの人に届く教材を目指し、1年以上・2000万円以上をかけて「吉永式記憶学(GTA)」としてリニューアルされました。2000万円って、個人が動かす金額としては、なかなかの覚悟ですよね。
GTAが目指す7つのメリット(資格取得・語学学習・仕事への活用・人間関係の改善・脳の老化防止・時間効率の向上・子や孫への投資)については、こちらで詳しくまとめています。
吉永さんの指導スタイルの特徴
受講生対談で共通して語られているのが、吉永さん本人が一人ひとりの受講生に丁寧に向き合う姿勢です。著書の感想メールに対して43通にもわたるやり取りを行った、著書へのサインに個別の励ましの言葉を添えた、といったエピソードが複数の対談で紹介されています。43通のメールって、正直びっくりしますよね。忙しい有名人が、そこまで一人の読者に向き合うことって、なかなかできることではありません。34年以上、家庭教師・予備校講師として個別指導を続けてきた経験が、こうした一人ひとりへの向き合い方に表れているのだと思います。
吉永さんが語る学習・指導の哲学
吉永さんは、単に記憶術のテクニックを教えるだけでなく、記憶する対象への感謝の気持ちを持つこと、モチベーションの管理、スケジュール管理まで含めた包括的な指導を行っています。受講生からは「単なる記憶術を超えた指導だった」という声も聞かれ、テクニックだけでなく、学ぶ姿勢そのものを伝えようとする指導スタイルがうかがえます。
34年の指導歴の内訳
吉永さんの指導歴は、東大在学中に始めた家庭教師・塾講師としての活動から数えて34年以上とされています。当初は大学受験生を中心とした指導でしたが、その後、社会人の資格試験対策、英語習得、起業支援など、指導対象を徐々に広げてきました。34年間、ずっと第一線で教え続けているって、本当にすごいことですよね。この指導範囲の広がりは、GTAが掲げる「7つのメリット」(資格取得・語学学習・仕事への活用など)が、単なる思いつきではなく、実際の指導経験の積み重ねから生まれたものであることを示していると考えられます。
吉永賢一さんの経歴に対する評価
吉永さんの経歴(東大理科三類合格、メンサ会員、ギネス記録保持)は、いずれも第三者機関(大学、メンサ、ギネスワールドレコーズ)による裏付けがある事実です。一方で、体調不良の詳細や、センター試験を数分で解いたという逸話のように、公式な裏付けが取りにくい部分もあります。当サイトでは、事実として確認できる部分と、本人の語りにとどまる部分を区別してお伝えするよう努めています。
まとめ:どん底を知る教育者だからこその説得力
吉永賢一さんは、自ら記憶術で人生を変え、その後の挫折も経験しながら、34年以上にわたって指導実績を積み重ねてきた教育者です。落ちこぼれから東大合格、そしてどん底からの再起という、まるでドラマのような人生を歩んできた方なんですね。医師・言語学専門家といった第三者からの評価も得ている点は、判断材料の一つになるでしょう。
吉永式記憶学(GTA)
無料セミナーはこちらから
